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魚醤の中でも瀬戸内コラトゥーラって?
(※このページは2020年1月31日に更新されました)
「魚醤ってどんな種類があるのか知りたい」
「コラトゥーラについて詳しく知りたい」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
最近ではご家庭でも、お店で食べるような本格的な見た目や味にもこだわった様々な国のお料理を作る人が増えていますね!
インスタブーム、中食産業の拡大、要因は他にも色々ありそうですが、それに欠かせないのが料理の味をバシっと決める調味料です。
その中でも今回は魚醤について調べてみました。当社で扱っているコラトゥーラも大きなくくりにすると魚醤に分類されます。
そもそも魚醤とは、魚を塩と共に漬け込み、自己消化、好気性細菌の働きで発酵させたものから出た液体成分です。色は黄褐色 - 赤褐色、暗褐色など様々。
熟成すると、特有の香りまたは臭気を持ち、魚の動物性タンパク質が分解されてできたアミノ酸と魚肉に含まれる核酸を豊富に含むため、濃厚なうま味を有します。
料理に塩味を加えるとともに、うま味を加える働きが強く、ミネラル、ビタミンも含んでいます。
瀬戸内コラトゥーラの他にも魚醤としてカテゴライズされていて最近よく聞かれるものに秋田でしょっつる(塩汁)、奥能登でいしる(魚汁)、香川でいかなご醤油、などがありますね!
また世界に目を向けると、タイのナンプラー (น้ำปลา, nam pla)、ベトナムのヌクマム (nước mắm ニョクマムとも) が有名ですが、これも実は魚醤なんです。
他にもあげだすとキリがないので割愛させてもらいますが、これらの言葉はおおむね「魚の水」という意味みたいですね。


日本三大魚醤
ではこの魚醤ってお料理に一体どのように活用したら良いのでしょう?
先程ツラツラと魚醤とは何でできているか、製造過程についてはご説明しましたが、それだけでは結局どんな料理に使えばいいのか、よくわかりませんよね。
それに国内だけでも、先程ご説明の通りコラトゥーラ以外にも様々な魚醤があるので、それぞれの特徴や違いについても軽く触れさせていただきます!